そんな朝だったら好きかもしれない

 

休日ではあるが、7時半に起きた。私は冬の朝、布団から出ることが嫌いだ。結婚したいくらい好きなお布団から這い出て寒い中身支度を整えて、しょうがなく出勤しないといけないからだ。会社員の宿命だ。今日は一つ変えてみた。エアコンだけでなく、電気ストーブもつけて部屋を暖めてみた。若干はもぞもぞしたが、起きることができた。三連休毎日快晴だ。

 

今日は休みだから、出勤の準備をする必要はない。

”好きなことをしよう”

ココアを入れてぼーっと流し込む。ピアノの練習をずっとしたかったのにできないでいたことに気づいてピアノを練習した。電子ピアノなのでヘッドフォンを付けて近所迷惑にならないようにして練習する。朝日が差し込む部屋で好きなピアノを弾いていたら心地よかった。毎日、朝は慌ただしく過ぎていく。本を読むこと、本の感想を書き込むこと、ピアノを弾くこと、好きなことにゆっくり時間をさける朝だったら朝が好きになるかもしれない。

 

心の調子が良くない時期に、生きる意味はなんだろうかと考えたことがあった。もちろん、正しい答えなんてなくて、一人ひとり答えが違う。子供の方がよっぽどいい答えを出せたりもする。

今日、なんとなく思った。

いい時間だと感じられる時が生きている中で意味のあるものなのかもしれない。意味のあるものが蓄積すれば、それは立派な生きる意味になるのではないだろうか。多分、私が答えにたどり着けるのは40年以上先の話だ。